躍動感が魅力のドン ペリニヨンの至宝 「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2008」

2008年のシャンパーニュは、愛好家なら見逃せない世紀のグレートヴィンテージ。濃縮された風味とフレッシュな酸を兼ね備えたブドウが収穫できました。ヴィンテージの力強さに濃縮した旨みと奥行きを備えるシャンパーニュ。ドン ペリニヨンにおいても、2008年は異色の年として位置づけされており、2009年ヴィンテージよりも長く熟成されてリリースを迎えたことが特徴です。オフィシャルサイトでは「未だかつてない高い水準のバランスのとれたワイン」と称されるほど、素晴らしい仕上がりです。美しいオレンジを有したローズゴールドの色調。グラスに注ぐと、ラズベリーやイチゴ、ピンクグレープフルーツを想わせるブーケが辺りを包みます。フローラルなアロマとパウダリーなノートとが混ざり合いエレガンス。ゆったりとわずかな紅茶やパン・スパイスのニュアンスが湧きあがり、口に含むと、厚みを伴うシルクのような滑らかな舌触りが果実の風味と共に広がります。繊細な泡立ちはとてもスムースで、ヴィンテージを特徴づける酸味がピノらしいストラクチャー。白コショウ、ジンジャーといったスパイスの複雑なニュアンスとともに長い余韻を残します。
※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。

■生産者：モエ エ シャンドン

■生産地：フランス ＞ シャンパーニュ

■生産年：2008年

■タイプ：ロゼスパークリング 辛口

■原材料：ピノ ノワール、シャルドネ

■アルコール：12.5%

■内容量：750ml

■ドサージュ：5g/L

■飲み頃予想：現在-2035年

モエ エ シャンドン社（Moet et Chandon）が手掛ける、同社の最高級銘柄「ドン ペリニヨン」。シャンパンのパイオニアとして認識されているベネディクト会のシャンパーニュ地方出身修道士、ドン ピエール ペリニヨンにちなんで名付けられました。
ドン ペリニヨンのヴィンテージシャンパンは、天候に恵まれて基準を満たした品質の良いブドウが育った年に、その年のブドウだけを使用して造られます。つまり基準に満たない場合はその年のヴィンテージを発表しないほど、徹底したこだわりを持っています。
モエ エ シャンドン社が長きにわたり培ってきたワイン醸造の経験とノウハウ、醸造最高責任者のセンスによって生み出されるヴィンテージシャンパンは、同社から初のヴィンテージシャンパンが誕生した1842年以来、これまでに70を超えるヴィンテージがリリースされ、その全てが今なお大切に保管されています。
その年その年の最高品質のブドウをじっくりと熟成させ、それぞれ違った個性を表現する同社のヴィンテージシャンパンは、その確かな品質と稀少さから世界中の愛好家を魅了し、愛され続けています。

フランス北部シャンパーニュ地方、エペルネーに本社を置く世界有数の規模を誇るシャンパン製造会社、モエ エ シャンドン社。1743年創業以来、フランス国王のルイ15世の寵妃ポンパドゥール夫人や、かの皇帝ナポレオンからも愛された、歴史と伝統ある老舗シャンパーニュメゾンです。
同社の最高級銘柄であるドン ペリニヨンは毎年造られるわけではないうえ、最低でも8年の熟成期間を設ける非常に希少なシャンパーニュでありながら、流通量が多く入手しやすいことから、世界中・日本国内でも知名度が非常に高いことでも知られています。
シャンパーニュ地方でも最も大きな敷地面積1 150ヘクタールもの白亜質の豊かな土壌を誇るブドウ畑を保有し、その50％はグラン クリュ（特級畑）、そして25％はプルミエ クリュ（1級畑）と格付けされており、そこで栽培されたブドウで高品質のシャンパーニュを生み出しています。
2015年には、同社敷地内の「セラー」、迎賓館「オランジェリー」、「ホテル モエ」が歴史的建造物としてユネスコ世界遺産に選ばれました。